クレンジングって何?洗顔との違いは?
スキンケアには洗顔やクレンジング、化粧水、乳液など色々なワードがあります。初心者の方の中には「何がなんだか…」という人も少なくないのではないでしょうか?この記事ではいろんなワードの中でも特にクレンジングについて解説していきます。
1. クレンジングと洗顔
まずはクレンジングと洗顔の違いについて見ていきましょう。簡単にまとめると次のような違いがあります。
- クレンジング
- メイクを落とすためのアイテム
- 洗顔
- 顔の汚れを落とすためのアイテム
クレンジングでメイクを落として、洗顔で顔の汚れを落とします。
洗顔剤を変えて2回顔を洗うイメージですね。それぞれについて詳しく説明していきます。
2. クレンジングの効果
クレンジングはメイク落としのためのアイテムです。
化粧品の多くはメイク崩れが起きにくくなるように油性の原料でできていることが多かったり、肌にメイクがつきやすいように粒子が細かくなっています。クレンジングは界面活性剤が配合されているのでメイクをしっかり浮かせてキレイに落とすことができます。メイクをちゃんと落とさないと肌荒れしてしまうリスクがあるので注意しましょう。
3. 洗顔の効果
洗顔は皮脂や古くなった角質、汗などを落とすためのアイテムです。
基本的には体の老廃物を落とすイメージを持ってもらえれば概ねOKです。メイクは体の外から乗せるものなので洗顔では落ちにくくなっています。洗顔だけで十分とは思わずに、ちゃんとクレンジングもしましょう。
クレンジングで落ちるのは油性のもの、洗顔で落ちるのは水性のもの。と覚えましょう。
4. クレンジングの種類
洗顔とクレンジングの違いがわかったところでクレンジングの種類について学んでいきましょう。洗顔料やフェイスパックに種類があるようにクレンジング剤にもいろいろな種類があります。
- クレンジングオイル
- クレンジングオイルはメイクを浮かすための界面活性剤の量が多めです。なので濃いめのメイクでもしっかり落とすことができます。ただし、その分肌への負担が強くなってしまうので使用上の注意を守って正しく使いましょう。
- クレンジングリキッド
- リキッドタイプは水分をベースに作られているクレンジング剤です。水分ベースなのでさらさらしていてさっぱりと使うことができます。界面活性剤は少なめなのでメイクが濃いめの場合は落ち切らない場合もあるので注意しましょう。
- クレンジングクリーム
- クレンジングクリームは名前の通りクリームタイプのクレンジング剤です。界面活性剤も少なめになっていることが多いので肌へのダメージが気になる方は
- クレンジングシート
- クレンジングシートはクレンジング剤が染み込んだシートのことです。シートでメイクを拭き取るように顔の撫でて使います。いわゆる「メイク落としシート」です。時間がない時や洗い流す環境がない時でもサッとできる手軽さが人気です。ただし、直接肌を擦るので摩擦によってダメージを与えてしまうこともあります。染み込ませてあるクレンジング剤にも色々な種類があるため、商品説明を確認して自分にあったものを使用しましょう。
5. クレンジングの仕方
それぞれの種類もわかったところで実際の使い方を見ていきましょう。といっても種類によってやややり方が異なる場合があるので一般的なものを紹介します。
- まずは目元などのピンポイントメイクをリムーバーなどで落とす
- クレンジングだけで全てのメイクを落とそうとすると力が入ってしまったり、必要以上に時間がかかって肌へのダメージになってしまうこともあります。目元などのメイクは先に落としておきましょう。
- 手を洗って乾燥させる
- ピンポイントメイクを落としている場合は先に手を洗っているかと思いますが、清潔な状態にしておくことは大切です。また、濡れた手でクレンジング剤を使用しても十分な効果が発揮できないことがあるのでタオルなどで水分をしっかり拭き取ってからクレンジングに入ります。
- クレンジングは上から順に
- クレンジング剤の使用説明に書いてある適量を取ったらおでこからつけていきます。おでこ、鼻筋のTゾーンは皮脂の分泌量が多いので肌トラブルになりやすい箇所です。そのためTゾーンからしっかり攻めていきます。その後は頬、顎のフェイスラインに乗せて最後に目元、口元に乗せていきます。
- 強く擦らない
- メイクを落とすという目的からしっかり擦ってしまいがちですが、これは肌ダメージにつながるのであまりよくありません。優しく肌に馴染ませるように使っていきましょう。また、オイルタイプを使っている場合は洗浄力が強い分肌ダメージになることもあるので短時間でサッと済ませられるように意識して使うとベターです。
- ぬるま湯で洗い流す
- 洗顔の場合もそうですが、洗い流す時はぬるま湯が良いと言われています。人肌に近い方が、肌の状態変化が起きにくくキレイに洗い流すことができるためです。
- 洗顔もする時はクレンジングのあとで
- 洗顔剤での洗顔をしたい場合はクレンジングの後で行うようにしましょう。クレンジングと洗顔では目的がことなるのでセットでするようにするとバッチリです。
6. まとめ
クレンジングについてご紹介してきました。洗顔との違いがわからなかった方や種類を知らなかった方などのお役に立てたなら嬉しいです。美容ナビでは洗顔のやり方についても解説しているのでよければ一緒に参考にしてみてください。スキンケア頑張っていきましょう!