【美容にまつわる都市伝説】実際どうなのか。美容マニアが解説します。

朝にビタミン C と摂るとシミができる、髪を染めるとハゲる。など美容にまつわる都市伝説を耳にしたことあると思います。中には有益な情報もありますが昔の知識のままアップデートされておらず、誤った情報だった。というケースもあります。今回は、そんな都市伝説を真偽と共にいくつかご紹介します。

1. ビタミン C は朝に摂るとシミになる。

結論：摂取しても問題なし！むしろ朝にビタミンC

これは完全に昔の誤った情報です。そもそも噂の根拠は柑橘系フルーツ、特にレモンやグレープフルーツに含まれる「ソラレン」という成分。この成分は紫外線に当たると色素沈着や炎症などを起こすと言われています。柑橘系のフルーツはビタミン C が多く、光毒性のことが触れられないまま柑橘系=朝 NG という認識が広まってしまったようです。ビタミン Cは肌にとってとても大切な成分なので現在は朝にこそ積極的に取り入れることが推奨されています。

2. オーガニックコスメは敏感肌に優しくて赤ちゃんにも◎

結論：半分◎で半分×

オーガニック=肌に優しいと思っている方、多いと思います。ただその認識は誤りです。(もちろん敏感肌向けの製品もあります)そもそも「オーガニック」は定義が曖昧で、自然由来の成分で仕上げているのでかえって刺激が強い場合もあります。人工由来の成分でも敏感肌ケアはできます。もちろんオーガニックが悪いというわけではないです。自身の肌が何に敏感なのかをしっかり見極めて、選びましょう。

3. 高いコスメも安いコスメも中身は変わらない

結論：完全に×。誤った認識です

高いコスメ、デパコスはよく高いだけでプチプラと中身は同じ」広告費や容器にお金がかかっているから値段が高い」と言われることがありますがこれは誤りです。そもそも高いコスメは研究する段階からコスメを開発しています。独自のラボや研究機関で化粧品に係る研究を積み重ねてそれを取り入れた製品です。中には革新的なものが多く、特許を取得することもあります。高い理由は商品のスペックが高い為です。

4. 化粧水はつければつけるほど良い

結論：残念ながら×。誤った認識です。

一昔前まで化粧水は安いものでもとにかくたっぷりつければ良い。と言われていました。理屈としては保湿ができるから。ですが、これは合ってるようで実は誤りです。そもそも化粧水は表皮「(質))→真皮→皮下組織とある肌の表皮の部分しか保湿できません。たくさん使えば真皮まで届くということはないです。また沢山使うことで減りが早く、コスパもが悪くなったり、その後の乳液や美容液の浸透を妨げることもあるのでメーカ推奨の量に留めて適量の使用をお勧めします。

5. 髪を染めると将来ハゲる

結論：誤りの可能性が大

この情報は誤りと言っても良いと思います。曖昧な言い方になってしまいますが、そもそもハゲる仕組みはホルモンバランス、ダメージやストレス、遺伝など様々な要素が挙げられていますが明確な理由はわかっていないです。ただヘアカラーは少なからず髪のダメージになるのでトリートメントやマッサージなどのケアをしっかりと行うようにしましょう。